関西本線11月上旬に一部再開か…台風21号災害、紀勢本線や近鉄生駒線は再開

鉄道 企業動向

台風21号で運転見合わせとなった鉄道路線のうち、JR線は飯山線と紀勢本線で全線の運転が再開された。関西大手の近畿日本鉄道(近鉄)は生駒線の全線で運転を再開した。

JR西日本は引き続き、関西本線亀山~加茂間と舞鶴線綾部~東舞鶴間の運転を見合わせている。このうち関西本線は、加太~中在家信号場間(三重県亀山市)で線路脇の亀裂と盛土の法(のり)面崩壊が発生。大河原(京都府南山城村)~笠置(笠置町)間でも土砂が流入した。

JR西日本は「(加太~中在家間は)調査の結果、さらに崩壊する恐れがある」とし、10月27日以降も亀山~加茂間の運転を見合わせる方針。このうち柘植~加茂間は11月上旬の再開に向け調整中という。バスによる代行輸送は「輸送力の確保状況によりその都度決定いたします」としており、10月26日10時時点で代行バスは運行されていない。舞鶴線は綾部~東舞鶴間で代行バスが運行されている。

関西大手の南海電気鉄道は、南海本線樽井~尾崎間と高野線高野下~極楽橋間、鋼索線(高野山ケーブル)極楽橋~高野山間で、引き続き運転を見合わせ。運休区間より広い樽井~箱作間と橋本~高野山間で代行バスを運行している。特急は南海本線『サザン』が運転を見合わせており、高野線『こうや』も橋本~極楽橋間のみ運転を見合わせている。

小湊鉄道線は上総牛久~上総川間間(千葉県市原市)で築堤が崩壊。同区間を含む上総牛久~里見間でバスによる代行輸送が行われている。近江鉄道は本線(水口・蒲生野線)の日野(滋賀県日野町)~水口松尾(甲賀市)間で土砂流入が発生したことから、同区間を含む日野~水口間の運転を見合わせ。バス(7~19時)とタクシー(6~7時・19~23時)による代行輸送を行っている。

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)の宮津線(宮舞線)は、西舞鶴~四所間(京都府舞鶴市)で法面崩落が発生し、同区間でバスによる代行輸送が行われている。10月27日に復旧の予定だ。
《草町義和》

編集部おすすめのニュース

特集