ドイツの高級車、メルセデスベンツは11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー15において、『メルセデスAMG SL 65』を初公開した。同車は、『SLクラス』の頂点に立つ高性能車。現行SLクラスはデビューから約4年を経て、初の大幅改良モデルが、ロサンゼルスモーターショー15でワールドプレミアされた。同時に、AMG版も進化を果たす。V8エンジンを積む『メルセデスAMG SL 63』同様、従来の『SL 65 AMG』は大幅改良を機に、メルセデスAMG SL 65に変更した。これは、最新AMG車のネーミング手法に従った形。外観は、改良新型SLクラスに準じた変更を実施。フロントはグリルやヘッドライト、バンパー、ボンネットが新デザインに。テールランプやリアバンパー、アルミホイールやドアミラーも新しい。フロントグリルは、通常のSLクラスのダイヤモンドパターンではなく、ハイグロスのクローム仕上げ。これは、AMG SL 63のシルバークローム仕上げとも異なるもので、トップオブSLクラスであることを主張する。また、アルミホイールも専用のマルチスポークで、セラミックポリッシュ仕上げとした。リアが20インチとなるのも、AMG SL 63との違い。パワートレインに変更はない。6リットルV型12気筒ツインターボは、最大出力630hp/5500rpm、最大トルク102kgm/2300-4300rpmを引き出す。トランスミッションは、「AMGスピードシフトプラス 7Gトロニック」。0‐100km/h加速4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を実現。AMGドライバーズパッケージでは、最高速が300km/h(リミッター作動)となる。
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