【ダイハツ コペン セロ 試乗】ホッとする外観と専用ディテール…島崎七生人

試乗記 国産車
ダイハツ コペン セロ
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『コペン』の第3の意匠、「セロ」がやっと登場した。実車が見られるというので取材場所に駆けつけると、ホッとする顔つき(=個人の感想です)の実車がそこに並んでいた。

先代のイメージがあろうとなかろうと、前後丸型ランプのシンプルの極みといったスタイルは、やはりすんなりと目に入ってくる。ドアパネルこそ「ローブ」と共通だが、全体のおおらかな面構成がやはりいい。

インテリアもディテールに専用箇所を発見した。ひとつはインパネ中央のエアベントまわりで、「セロ」は横基調のパネルを左右に大きく通し、その中に吹き出し口を埋め込むデザインに。もうひとつはメーターで、黒盤面に白文字&白目盛/指針とし、周囲のベゼル部がシルバーなのが「セロ」専用。もちろんシリーズ中、もっともオーソドックスなデザインとなっている。

走りは先行2仕様に準じたもの。短時間試した限りでは、試乗車はオプションのBBSホイールを履いていたこともあり、ルーフの開閉にかかわらず、まずまず穏やかな乗り味と、パワーの伸び感の自然な動力性能を実感。ホンダ『S660』登場後の今でも、いい意味で乗用車的な走りの味(と実用になるトランク容量が確保されていること!)は、コチラを選ぶ根拠になりそうだ。

なお例の“着せ替えシステム”だが、約35万円でこの「セロ」の“ガワ”を「ローブ」に着せられるとのこと。その際、ドアとロッカーパネルは流用となるため「ローブ専用色のリキッドシルバーメタリックでも着せ替え可能なよう検討したい」(ダイハツ)とのこと。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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