【MINI ジョン・クーパー・ワークス 試乗】洗練度きわまる“イカした”高性能車…島崎七生人

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MINI ジョン・クーパー・ワークス
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それまでの“R系”から最新の“F系”に生まれ変わった最新の『ミニ』。その基幹モデル(BMWの資料の表現)である3ドアに、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)が登場した。史上最強という新開発2リットル4気筒ターボは実に231ps/350Nm(オーバーブースト時)の性能だ。

外観はイカしている。専用デザインの18インチアロイホイールと、そこから覗く赤色の4ピストンキャリパーブレーキ、後ろにまわるとセンター出しのツインテールパイプなどが目にとまる。が、クーパーSと較べてもむしろ控えめとも感じる佇まいに「奥ゆかしくていいね」と感じる大人のファンも多いかも知れない。

高性能だが実に洗練されているのも注目だ。驚くのは乗り心地のよさで、低速でも足はしなやかだし、ランフラットのピレリP7チントゥラート(サイズは205/40R18 86W)は、決して硬い印象はなく、ロードノイズさえ高級サルーンのような静かさだ。上質な表皮のシートの着座感も心地いいほどだ。

エンジンは際限なく性能を発揮するが、ドライバーの意思にあくまで従順で、たとえモードが“ゴーカートフィーリング”でも手を焼かず、胸のすく加速感が存分に味わえる。6速ATの変速もクラッチ付き車のような小気味よさだ。DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)の効果もありクルマは常に路面を捉えて離さないし、まさに洗練も極めた高性能車だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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