【F1オーストラリアGP】予選17番手、マクラーレン・ホンダのバトン「全力を尽くす」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • アルバートパーク・サーキットを疾走するバトン
  • コースへ向かうバトン
  • ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • ジェンソン・バトン(マクラーレン)

いよいよ開幕した2015年のF1開幕戦オーストラリアGP。予選を17番手で終えたジェンソン・バトン(マクラーレン)がコメントを発表した。

冬のテスト段階から初期トラブルが頻発し満足に開発が進まなかった陣営。それは今週末にも少なからず影響し、予選はフェルナンド・アロンソに代わって出場しているケビン・マグヌッセンとともに予選Q1で脱落。名門マクラーレンにとってはここ数年では例を見ない結果となってしまった。

しかしバトンは「今日の結果には特に驚いていない。テストの段階からライバルに劣っていたことは明らかだからね」と冷静なコメント。

「クルマに関しては良い感触を得ている。でもまだまだ我々は周回を重ねていく中で、色々学び多くの経験を積んでいる最中。今週末もパワーとダウンフォース向上のためにたくさんの仕事をこなしていかなきゃいけないし、トラブルなども解決していかなければいけない。でも、これらの作業は未来のマクラーレン・ホンダにとって重要な事だ」

すでに開幕戦が始まってしまっているが、彼らにとってはまだまだ開発途上の段階で、再び上位グリッドに戻るための足がかりとなるレースを迎えている。結果だけを見ると絶望視してしまいがちだが、今週末の経験が必ずや数レース後のパフォーマンス向上にきっとつながっていくはずだ。

しかし、明日の決勝については不安要素もあるとのこと。「我々にとっては難しいレースになるだろう。テストでレース距離を走り切れていないからね。でも出来る限りのベストは尽くすし、そこから得られるものもきっとたくさんあるだろう。タフな1日になると思うが、全力を尽くす」

決勝では順位よりも58周を最後まで走り切って完走することが、今後のチームにとって重要な事。それを成し遂げることができるか、新生マクラーレン・ホンダにとって今シーズン最初の関門となりそうだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集