ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、「2015ワールドラグジュアリーカー」の最終選考3台を発表した。
ワールドラグジュアリーカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2013年秋から2014年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も高級車に相応しい1台を選出する。
条件は、2015年5月末まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象外。世界22か国以上、75名のジャーナリストの投票で決定する。
2015ワールドラグジュアリーカーの最終選考3台は、以下の通り。
BMW i8
メルセデスベンツSクラスクーペ
レンジローバー・オートバイオグラフィー
2月に発表されていた10台の中から、レクサス『NX』とレクサス『RC』が脱落。これで日本車は、最終選考3台から外れた。また、BMW『i8』は、プラグインハイブリッド(PHV)のスポーツカーでありながら、ワールドラグジュアリーカーの最終選考に残っているのが、注目できる。
2015ワールドラグジュアリーカーは2015年4月、米国で開催されるニューヨークモーターショー15で発表される予定。前回は、新型メルセデスベンツ『Sクラス』が、ワールドラグジュアリーカーに輝いている。