トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は2015年1月5日、2014年の米国新車販売の結果を明らかにした。トヨタ(サイオンを含む)とレクサスの両ブランドを合計した2014年の米国新車販売台数は、237万3771台。前年比は6.2%増だった。
このうち、トヨタブランドは、前年比5.1%増の206万2382台。トヨタブランドでは、『カムリ』が前年比4.9%増の42万8606台を販売。ピックアップトラックを除いた乗用車としては、13年連続で米国ベストセラー車に君臨している。
この他、トヨタブランドの主力車種では、『カローラ』が、前年比12.3%増の33万9498台、『RAV4』が22.7%増の26万7698台、『4ランナー』が49%増の7万6906台、『ハイランダー』が14.5%増の14万6127台、『シエナ』が2.8%増の12万4502台、『タンドラ』が5.1%増の11万8493台と、いずれも好調。
レクサスブランドでは、『RX』が前年比3.4%増の10万7490台と、ブランド内で唯一、10万台超え。『ES』は0.1%減の7万2508台とわずかに減少。『IS』は46.7%増の5万1358台と、大幅な伸び率を示した。
米国トヨタ販売のビル・ファイ副社長は、「この好調さは2015年も続くだろう。強い代替需要により、さらなる販売増が期待できる」と述べている。