米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは11月19日(日本時間11月20日)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー14において、コンセプトカーの『シャパラル2X ビジョン グランツーリスモ』を初公開した。同車は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが、2013年12月に発売した「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』のコラボプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」のために、シボレーが製作した1台。『グランツーリスモ6』の大きな特徴が、コラボーレーションプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」。これは、世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザインする企画。シボレーのビジョン・グランツーリスモ車が、シャパラル2X ビジョン グランツーリスモ。1962年に設立されたレーシングカーメーカー、シャパラル(Chaparral)・カーズに敬意を払って開発。シャパラル・カーズは1960-1970年代、米国のモータースポーツで大きな成功を収めた。11月19日、ロサンゼルスモーターショー14の会場では、シャパラル2X ビジョン グランツーリスモの実車が初公開。そのハイライトは、画期的なパワートレイン、「レーザー推進システム」。これは、車体中心部に置かれたレーザービームユニットから、光のビームパルスを、それを収束するシュラウド(覆い)に向けて発射。そこで発生する衝撃波が、この極めて軽いレースカーに巨大な推進力を生み出すというもの。シャパラル2X ビジョン グランツーリスモでは、リチウムイオンバッテリーを用いた671kWレーザーと空気パワージェネレーターを採用。シボレーは、「0-96km/h加速1.5秒、最高速384km/h」と、驚異的な性能をアピールしている。
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