英国の高級車メーカー、ベントレーは11月18日、コンセプトカーの『グランド コンバーチブル』の概要を明らかにした。実車は11月19日(日本時間11月20日未明)、ロサンゼルスモーターショー14で初公開される。
ベントレーの『コンチネンタル』系以外の4シーターオープンとしては、2011年まで生産されていた『アズール』がある。グランド コンバーチブルは、このアズールの後継車を示唆したコンセプトカー。
その外観は、ベントレーのフラッグシップサルーン、『ミュルザンヌ』の2ドアオープン版。丸型のヘッドランプを備えた表情は、ミュルザンヌそのものと受け取れる。ボディカラーは、ブルーを基調に、ボンネットや窓回りをシルバーで塗装した。
インテリアは、高品位な仕上げ。14種類ものレザーを使用し、表面にはダイヤモンド加工を施す。乗車定員は4名。ルーフはソフトトップ。幌を収める車体後部のトノカバーには、ダーク仕上げのウォールナットを使う。
エンジンは、ミュルザンヌと同じく、ベントレー伝統の排気量6.75リットルの V型8気筒ガソリンツインターボ。最大出力は537ps、最大トルクは112.2kgmを引き出す。