スバル インプレッサ、XV、フォレスター がマイチェン間近? 公式サイトで予告

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北米で改良新型が発表されたスバル インプレッサ
  • 北米で改良新型が発表されたスバル インプレッサ
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スバルは、先日発表したばかりの新型『レガシィ』に続き、主力ラインアップである『インプレッサ』『XV』『フォレスター』の3車種についても近々、改良新型車を発表するようだ。公式サイトトップではこの3車種の新型が発表間近であることを予告している。改良の内容はどのようなものだろうか。そのヒントは先に発表されている北米モデルにありそうだ。

北米スバルでは9月に、日本に先駆けインプレッサの改良新型を発表している。その内容は大きく4つ。「新型 EyeSight(アイサイト)の採用」「内外装デザインの刷新」「乗り心地の改良と静粛性の向上による、快適性の向上」「燃費性能とシンメトリカルAWDによる優れた走行性能の両立」としている。

やはり最大の注目は新型アイサイトの採用だ。日本では『レヴォーグ』を皮切りに、新型レガシィにも採用された「アイサイト ver.3」がインプレッサとして初めて搭載されている。従来型のステレオカメラを全面的に刷新し、視野角、視認距離を約40%拡大したことで、プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールといった予防安全・運転負荷軽減機能を更に進化させたもの。さらにver.3の新機能として、車線維持アシストをおこなう「アクティブレーンキープ」機能も追加されている。スバル一押しの装備だけに、間もなく発表される日本仕様にも採用されるのはほぼ間違いないだろう。

エクステリアデザインでは、フロントマスクが大きく変わっている。バンパーにL字型のメッキパーツが配されたほか、フロントグリル、ヘッドライトにも変更が施され、よりスポーティな印象を与えるものとなった。この他、ドアミラーの形状変更による斜め前方の視認度向上、さらにセダンではトランクリッドスポイラーの形状変更と合わせ空力性能を向上させながら、スマートな外観としているのが特徴だ。新開発の16インチアルミホイールや、新色の「クリスタルホワイト・パール」の日本での採用にも期待したい。

インテリアでは、金属調アクセントやピアノブラック調パネルを追加したほか、シートやアームレストなど触れる機会の多い箇所にシルバーのステッチを施し、室内の質感を向上させている。また、上級グレードのスピードメーターには、3.5インチのフルカラー液晶「マルチインフォメーションディスプレイ」を採用し機能性を高めた。センターパネル部には、新型レガシィで初採用されたものと同等と見られる新世代のセンターディスプレイも採用し、各メディアとの拡張性も高めている。

走行性能については、ステアリングギヤ比をクイック化し、軽快なハンドリング性能を更に高めたほか、サスペンションダンパーの減衰力を最適化し、フラットで快適な乗り心地を実現した、と説明している。さらに、ボディ各所に吸音材等を追加し振動・騒音対策を強化、静粛性も向上させたようだ。

パワートレーンについても、エンジン各部のフリクション低減による燃費性能の向上、トランスミッション内各部の形状変更・剛性向上等やハイギヤ化のほか、Dレンジの走行時の変速モードを、アクセル低開度時は無段変速、アクセル高開度時はステップ変速に切り替わる設定とするなど、大幅な改良が施されている。

これらの機能や追加装備、その走りは北米スバルが公開しているムービーで見ることができる。映像ではワインディングや雪道を舞台に、進化したインプレッサの姿を確認することが可能だ。

これらは北米スバルによるインプレッサについての発表内容だが、ほぼ同じタイミングでXV、フォレスターについても新型アイサイトを採用するなどした改良版をリリースしていることから、同様にこれから発表される日本仕様への布石と見ることができそうだ。公式サイトでは発表時期は明示されていないが、その日が近いことは確かだ。販売店では先行予約も実施中のようなので問い合わせるのもアリだろう。スバルファンは今後の動向に要注目だ。

《レスポンス編集部》

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