BMWジャパンは、同社が提唱する次世代モビリティの第一戦『BMW i3』を4月5日より国内で納車した。電気モーターのみ搭載する標準車と647ccの発電用エンジンを積むレンジ・エクステンダー装着車の2台を設定した。
i3には、新開発された専用設計「ライフ・ドライブ構造」が採用されている。それは、パワートレインなどを収めるシャシーをアルミニウム製のDrive Module(ドライブモジュール)と、乗員が搭乗するパッセンジャー・セルをCFRP製のLife Module(ライフモジュール)の二つに別れている設計だ。これにより、重心を低くするなど室内空間を高めている。
ボディサイズは、全長4010x全幅1775x全高1550mmで、ホイールベースは2570mm。ホイールベースは1260kgでレンジ・エクステンダー装着車は1390kgだ。日本仕様は、立体駐車場に対応できるよう、サスペンションを専用チューンする他、アンテナをより低い物にし、欧州仕様と比べ40mm低い。
タイヤは、専用に開発されたブリヂストンの「エコピア」を装着している。標準車は前後155/70R19でレンジ・エクステンダーモデルにはフロントは標準車と同じであるが、リアだけ175/60R19を装着する。