米国最大の新車市場、カリフォルニア州。同州の2013年の新車販売において、トヨタ『プリウス』が、車名別ランキングで、2年連続の首位になったことが分かった。
これは2月18日、最新の『カリフォルニア・オート・アウトルック・レポート』を引用し、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が公表したもの。同レポートによると、プリウスは2012年、カルフォルニア州で6万9728台を販売。車名別ランキングで、2年連続の首位に立った。
プリウスのこの販売台数は、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)、『プリウスc』(日本名:『アクア』)、『プリウスPHV』を含むプリウスファミリー合計での数字。前年実績の6万1893台に対して12.6%増と、2桁の伸び率を示す。
カリフォルニア州は、米国で最も環境に対する意識が高いエリアとされる。充電インフラの整備が進んでいることから、米国の中ではEVやPHVの普及が最も進んでいる州。
同レポートによると、カリフォルニア州で販売された全自動車の9.3%が、何らかの電動化技術搭載車。米国トヨタ販売は、「カリフォルニア州で販売されたハイブリッド車の2台に1台が、プリウスファミリー」と説明している。