ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、「2014ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の第二次選考11台を発表した。同賞はワールドカーオブザイヤーと同時に発表される賞で、2013年に発売されたスポーツモデルの中から、世界69名のジャーリストの投票によってベストな1台を選出するもの。年間生産台数は500台以上が条件だ。2014ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの第二次選考モデル11台は以下の通り。●アルファロメオ4C●アウディRS6アバント●BMW M6グランクーペ●シボレー・コルベット●フェラーリ458スペチアーレ●フォード・フィエスタST●ランボルギーニ・アヴェンタドール・ロードスター●メルセデスベンツA45AMG/CLA45AMG●ポルシェ・911GT3●ポルシェ・911ターボ●フォルクスワーゲン・ゴルフGTIポルシェからは新型『911GT3』、新型『911ターボ』と、新型『911』シリーズの自然吸気、ターボの両最高峰モデルが選出。イタリアのスーパーカーの両雄、フェラーリとランボルギーニも、『458スペチアーレ』と『アヴェンタドール・ロードスター』が第二次選考に駒を進めた。一方、第一次選考の26台からは、英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチンの『ラピードS』と『V12ヴァンテージS』の2台が脱落。GMの高級車ブランド、キャデラックの『CTS Vスポーツ』と『XTS Vスポーツ』も、この段階で消えている。今後は、2014年3月のジュネーブモーターショーで3台に絞り込み、同年4月のニューヨークモーターショーの会場で、イヤーカーが発表される。過去の結果は、2006年がポルシェ『ケイマンS』、2007年がアウディ『RS4』、2008年がアウディ『R8』、2009年が日産『GT-R』、2010年がアウディ『R8V10』、2011年がフェラーリ『458イタリア』、2012年が新型ポルシェ『911』、2013年が新型ポルシェ『ボクスター』/『ケイマン』。