2013年のルマン24時間耐久レースや、WEC(世界耐久選手権)を制したアウディ『R18 e-トロン・クワトロ』。同車が、早くも進化することが分かった。
これは12月8日、アウディが明らかにしたもの。「2014年シーズンに向けて、アウディの新しいLMP1マシンのテストを開始した」と発表している。
この新しいLMP1マシンは、R18 e-トロン・クワトロの進化バージョン。現時点では、画像が1点配信されているだけで、その内容は公表されていない。アウディは、「年内に詳細を明らかにする」と説明。
新しいLMP1マシンのテストは12月8日から、米国フロリダ州のセブリングで開始。アウディによると、2014年シーズンのレギュレーション変更に伴い、最大限の効率を発揮できるマシンを開発するという。
アウディ・モータースポーツのウォルフガング・ウルリッヒ代表は、「テストではとても複雑なハイブリッドシステムを最適化し、優れた燃費を実現することを重視している」と述べた。