このクルマには同社の入門13cm2ウェイスピーカー「B-1300U」にAAPバッフル(ウアイラに採用されたものと同じ技術だ)を組み合わせた「B-1300AAP for ALPHARD/VELLFIRE」(来春発売予定)がフロントに装着されているだけで、リアスピーカーやサブウーファーは一切なし。にもかかわらず、耳が期待していたより1オクターブ下の重低音が軽々と出てきて驚かされた。
同社ではこの「B-1300AAP for ALPHARD/VELLFIRE」のほか、来年春に登場するパワーアンプと電源レギュレーター、そしてプロセッサーのすべてに音響専用マグネシウム合金「MAGNEOLA」ボディを採用していくという。外装仕上げはいずれも、既に発売されているミラー型リニアPCMプレーヤーの「STATE MM-1D」と共通のジェットブラック塗装仕上げで統一され、キャンディレッドやシルキーブラック(光沢のあるブラック)仕上げの現行モデルと置き換えられていく模様だ。