ホンダの峯川尚専務執行役員は11月20日のプレスカンファレンスで、フィットベースのコンパクトSUVを『ヴェゼル』の名称で12月20日に日本で発売することを明らかにした。
峯川専務は「ホンダが提案する新世代のクルマ、ヴェゼルを世界に先駆け、日本でお披露目する。ヴェゼルは、ジャンルの枠を超え、SUVのもつ力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさなど多面的価値を高次元で融合し、新しいクルマの形を提案する」と述べた。
その上で「日本での発売は12月20日を予定し、ハイブリッド車、ガソリン車2タイプに、それぞれFF車、四輪駆動車を揃える」ことを明らかにした。
さらに「今後ヴェゼルを皮切りに、日本で新たな市場を切り開いていく。14年春には新しいコンパクトクラスのハイブリッドセダンを投入。14年秋にはスポーティハイブリッドSH-AWDを搭載した『レジェンド』を投入。6月発売のアコードハイブリッドと合わせて、国内では全モデルにそれぞれにクラスに最適なハイブリッドを搭載し、アースドリームテクノロジーとして強化していく」とも語った。
ヴェゼルは今年1月に米デトロイトで開催された北米国際自動車ショーでコンセプトモデルとして初公開され、東京モーターショー13では市販予定車として出展することになっていた。