レクサスが1月15日、デトロイトモーターショー13で初公開した新型『IS』。歴代IS初設定となるハイブリッドの燃費が判明した。
新型ISには、「IS 300h」と呼ばれるハイブリッドグレードを用意。2AR-FSE型直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン「D-4S」エンジンに、モーターを組み合わせる。エンジンの最大出力は174ps、最大トルクは21.9kgm。モーターは、最大出力141ps、最大トルク30.6kgmを発生する。
IS 300hは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力220psを発生。トランスミッションは電気式無段変速機で、駆動方式はFRだ。
今回、レクサスの英国法人は、IS 300hの燃費性能をアナウンス。欧州複合モード燃費は、65マイル/ガロン(約23km/リットル)以上と公表された。また、デトロイトモーターショー13では、レクサスは北米仕様の燃費に関して、23.2km/リットル以上と明かしており、IS 300hが欧米で23km/リットル以上の燃費性能を実現しているのは、間違いないところ。
気になるのは、日本仕様の燃費だろう。現時点でレクサスは、日本向けIS 300hの燃費データを開示していない。しかし、新型トヨタ『クラウン』用と同じハイブリッドシステムと伝えられており、クラウンのJC08モード燃費、23.2km/リットルがひとつの目安となりそうだ。