10月のマツダ米国新車販売、4か月ぶりの前年実績超え

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マツダ3(日本名:アクセラ)
  • マツダ3(日本名:アクセラ)
  • マツダ2(日本名:デミオ)
  • マツダ CX-5(北米仕様車)
  • マツダMX-5ミアータ(日本名:ロードスター)

マツダの米国法人、北米マツダは11月1日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万8622台。前年同月比は1.6%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。

乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、10月としては過去最高の9518台を販売。前年同月比は34.2%の大幅増で、3か月連続で前年実績を上回る。一方、新型発売を控えた『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、55.9%減の1515台と、大幅減が続く。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、17.8%増の1124台と売れている。

ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が3778台と、引き続き人気。2012年1-10月累計では、3万3150台を売り上げた。その半面、『CX-9』は前年同月比40.6%減の1465台。すでに生産を終了した『CX-7』は、9月の140台に対して、10月はゼロ。

スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が461台を販売。前年同月比は30.2%増と、2か月連続で前年実績を上回った。なお『RX-8』は、すでに米国での販売を終了しており、10月の登録台数はない。

マツダの2012年1-10月米国新車販売は、前年同期比8.8%増の22万8104台。北米マツダによると、10月単月では、アクセラやCX-5などのSKYACTIVテクノロジー搭載車が、全体の61.9%と高い割合を占めたという。

《森脇稔》

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