マツダ『ロードスター』1万8491台をリコール…最悪の場合、火災のおそれ

マツダ・ロードスター
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マツダは9月25日、スポーツカーの『ロードスター』について、燃料装置の不具合によるリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。フューエルパイプに亀裂が生じる可能性がある。

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対象となるのは、2015年3月5日から2018年6月1日までに製造されたロードスター(型式:DBA-ND5RC)1万8491台。車台番号はND5RC-100066からND5RC-201790の範囲となる。

不具合の内容は、フューエルパイプにおいてブラケットによる保持力の管理値が不適切なため、基準不適合状態にある。保持力が低いものがあるため、サーキット走行等でエンジン高回転域を繰り返し使用すると、振動によりフューエルパイプが共振して亀裂が生じる可能性がある。

そのまま使用を続けると燃料が漏れてエンジンが停止し、再始動できない恐れがある。最悪の場合、火災に至る恐れもあるという。

改善措置として、全車両のフューエルパイプを対策品に交換する。交換部品の準備に時間を要することから、準備ができ次第、改めて案内するとしている。

今回のリコールは社内からの情報により発見されたもので、これまでに不具合件数や事故の報告はない。

《レスポンス編集部》

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