シトロエンは9月17日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12に、『DS3 エレクトラム』(ELECTRUM)を出品すると発表した。
2009年、シトロエンは新たな高級レンジ、「DSシリーズ」の第一弾として、DS3をリリース。DS3 エレクトラムは、同車のEVを提案したコンセプトカーだ。
EVパワートレインの核となるモーターは、フロントアクスルに2個搭載。それぞれが最大出力88psを引き出し、トータルで176psを発生する。
二次電池は、パナソニック製のリチウムイオンバッテリー。蓄電容量は17.5kWhで、1回の充電で最大120kmを走行できる。急速チャージャーを利用すれば、80%の容量なら30分で充電可能。
シトロエンは現時点で、DS3 エレクトラムの市販化計画に触れていない。同社は、「室内の広さとトランク容量は、通常のDS3と変わらない」とコメントしている。