全体相場は4日ぶりに反発。ギリシャ債務問題に対する警戒感の後退から米国株式が反発ことで、買い安心感が台頭。
さらに、1月の経常収支の赤字額が過去最高となったことを受け、外為市場で円相場が対ドル、対ユーロで下落。輸出関連株を中心に買い戻しが入った。
平均株価は前日比192円90銭高の9768円96銭と反発し、4日ぶりに9700円台を回復した。1ドル=81円台に円相場が下落したことから、自動車株は全面高となった。
トヨタ自動車が85円高の3330円と7日ぶりに反発。ホンダも60円高の3035円と反発し、日産自動車は17円高の817円と続伸した。
マツダが2円高の128円と反発。公募増資の実施で悪材料出尽くし感から買い戻しが入った。
軒並み高の中、三菱自動車工業が1円安の93円と反落。ダイハツ工業が1515円で変わらず。