全体相場は4日ぶりに反落。円相場が対ドルで1ドル=81円台、対ユーロで1ユーロ=109円台に下落。輸出関連株を中心に買いが入り、平均株価は一時昨年8月4日以来6か月半ぶりの9700円台に乗せた。
しかし、円相場が下げ渋りに転じると、一転して利益確定の売りが優勢な展開に。先週末にかけた急ピッチな上昇で高値警戒感が強まっていただけに、急速に伸び悩んだ。結局、前週末比13円45銭安の9633円93銭と反落して引けた。
自動車株は総じてしっかり。ホンダが50円高の3140円と続伸。日産自動車も8円高の837円と続伸し、いすゞ、マツダ、富士重工、日野自動車が堅調。
こうした中、ダイハツ工業が18円安の1522円、スズキが6円安の1955円とさえない。トヨタ自動車が3380円、三菱自動車が99円で変わらず。