全体相場は反発。イタリア、スペイン国債の入札結果が順調だったことから、市場に安心感が台頭。対ユーロでの円高の一服、中国の金融緩和期待などを背景に、輸出関連株を中心に買いが入った。
平均株価は前日比114円43銭高の8500円2銭と反発。今月4日以来6営業日ぶりに8500円台を回復した。
1ユーロ=98円台半ばに円相場が軟化したことから欧州債務危機に対する警戒感が後退、米国景気の改善期待などから買い戻しが入り、自動車株は全面高。
トヨタ自動車が42円高の2637円と反発。ホンダが83円高の2553円、日産自動車が17円高の686円と反発した。