【東京モーターショー11】日産 NV350 キャラバン…自慢の相棒は市販前提

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日産 NV350
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日産自動車は第42回東京モーターショーに『NV350キャラバン』を出品する。これは、2012年夏ごろに国内で発売予定の市販前提のモデルである。

そのデザインのキーワードは“Confident & Refreshing Styling”。「仕事と遊びのプロフェッショナル達の自慢の相棒といったところです」というのは担当者の八木則彦さん。「シャープで存在感のある個性的なフロントデザインや、クリーンでモダン、安定感のあるフォルム。さらに質感の高いパーソナルなキャビン空間をデザインしています」と語る。

フロントビューにあるラジエーターグリルは、「立体的なアングルドストラットグリル、これにキセノンヘッドランプ、さらにLEDのポジションランプを配置。さらに大きくラウンドしたフロントパネルにキャラクターラインを配し、すっきりとして個性的なフロントデザインとしました」という。

また、デザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの倉岡享一さんは、「アングルドストラットグリルという日産の顔のテーマを採用し、大きく立派で目立つグリルと、それにシャープなヘッドランプを組み合わせてキャラバンとして存在感のある顔にしたかったというデザインの意図があります。そして、多少押し出し感というのも大切にしています」と話す。

そして、サイドビューは、「これまでウインドウの上にあったドリップチャンネル(雨どい)を廃止し、すっきりとしたデザインとし、サイズは4ナンバー枠の全長を守ったまま、ホイールベースを延長、その分フロントのオーバーハングを短縮して、安定感のあるフォルムを実現しました」(八木さん)と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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