東急車輌特装トラクタが火災

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東急車輌特装は27日、傾斜荷台付平床セミトレーラを牽引するトラクタ、いすゞ『ギガ』、日産ディーゼル『クオン』、三菱ふそう『スーパーグレート』、日野『プロフィア』計4型式の油圧配管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2005年1月29日~11年6月17日に製作された178台。

傾斜荷台を作動させるために架装されている油圧装置の鋼製継手部の強度が不十分なため、継手部に亀裂が生じ、亀裂から漏れた作動油が排気ガス浄化装置などに滴下して火災に至るおそれがある。

全車両に対して、油圧配管の鋼製継手部をゴムホースに変更し、振動に対する許容性を高めるとともに、現状の市販品作動油タンクを対策品作動油タンクに変更する。また、作動油タンクの固定方法を片持支持から両端支持に変更する。

不具合発生件数は3件で、市場からの情報で発見した。部分焼損事故が3件起きている。

《レスポンス編集部》

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