全体相場は小反発。FOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策の方向性、ギリシャ支援の行方を見極めたいという、模様眺めムードが強い中、アジア株高が相場を下支えした。中国・上海市場が堅調な動きとなったことが安心感を誘い、平均株価は前日比19円92銭高の8741円16銭と反発して引けた。
円相場が1ドル=76円台前半の高値圏で推移したことが嫌気され、自動車株は大手3社を中心に軟調な動き。
トヨタ自動車が13円安の2672円と続落。日産自動車が3円安の662円、ホンダが5円安の2367円と続落した。スズキ、マツダ、富士重工がさえない。
こうした中、ダイハツ工業が65円高の1380円と反発。新型軽乗用車『ミライース』が材料視され、連想買いでいすゞも9円高の325円と反発した。日野自動車も17円高の441円と反発。
三菱自動車が100円で変わらず。