英国伝統の有名公道レース、「マン島TTレース」のコースにおいて、市販4輪車の最速ラップタイムを叩き出したスバル『インプレッサWRX STI』。その様子が23日、ネット上で公開された。インプレッサWRX STIは、島の一周約60kmの公道を、何分で走行できるかに挑戦。ドライバーには英国の元ラリーチャンピオン、マーク・ビギンズ選手を起用した。同車はマン島特有の「ジャンピングスポット」に備えて、サスペンションの設定を小変更し、ロールケージなどの安全装備を追加した程度。ほぼ市販状態で、200以上のコーナーが待ち受ける難コースに挑んだ。途中、240km/h以上の高速域で、車両の挙動が乱れるものの、ヒギンズ選手のテクニックで見事に姿勢を修正するひと幕も。そして、結果は19分56秒7で、従来の記録を約2分短縮し、21年ぶりの新記録を達成した。平均車速181.7km/h、最高速260.5km/hという同車の驚異的な走行性能を、あらゆるカメラワークで捉えた迫力映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
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