全体相場は反落。週末控えとあって模様眺め気分が強い中、主要企業の決算内容を見極めたいとのムードが支配的。国債格付け引き下げの影響は限定的だったが、中国・上海などアジア市場の下落も投資家心理を冷やした。
平均株価は前日比118円安の1万0360円と下落し、4日ぶりの1万0300円台で終了。自動車株は軟調な動きが目立った。
ホンダが年初来高値を更新したが、結局は15円安の3525円と反落した。トヨタ自動車も50円安の3390円と反落。下げる銘柄が多い中、日産自動車が6円高の849円と続伸。マツダが4円高の250円、富士重工が1円高の715円としっかり。