レクサスは7月下旬から、南アフリカ共和国で新しい広告キャンペーンを開始した。ドイツ3大プレミアム、BMW、アウディ、メルセデスベンツに強烈なカウンターパンチを食らわせている。
広告キャンペーンでは、BMW、アウディ、メルセデスベンツが、レクサスよりも高価なのにもかかわらず、レクサスで標準の音声認識ナビゲーション、リアビューカメラ、Bluetoothハンズフリー機能などが、オプションであると指摘。「レクサス全車には、ライバルのオプション装備が標準です」とアピールされた。
ドイツプレミアムブランドは、BMWが「ジョイ」、アウディが「プログレス・イズ・ビューティフル」、メルセデスベンツが「スーペリア・エレガンス」をスローガンに掲げる。これについてもレクサスは、「必要な装備に追加負担を求めるブランドに、ジョイもプログレスもエレガンスもない」と、バッサリ斬り捨てる。
サッカーワールドカップの興奮も落ち着きつつある南アフリカ共和国だが、今度は日独のプレミアムカーが、熱い販売競争を展開してくれそうだ。