気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。 2010年5月25日付●顔:舘内端さん、電気自動車の無充電走行の世界記録を更新した自動車評論家(読売・2面)●エコウォーズ:エコ助成大型に甘く(朝日・29面)●追跡:景気の実相 対岸泣き笑い、ヤマハ発・二輪不況重く、スズキ・インド法人好調(毎日・1面)●新興国向け低価格車「1万ドル」の壁(毎日・8面)●小型で燃費最高VWが新型『ポロ』HV“追撃”(産経・9面)●発言:黒字転換を支えた公費(東京・5面)●ベトナム最大企業、3兆円事業日本と交渉(日経・1面)●世界戦略車、インドで生産開始、日産、今年度8万台超計画(日経・11面)●ビッグサイト全面改修、モーターショー受け入れ準備(日経・35面)●飲酒知り車提供、女を在宅起訴横浜3人死傷事故(日経・39面)ひとくちコメント各紙の「投書欄」には、論説委員らが「社説」などで遠慮がちに表現していることでも、読者がズバリ直球で発言することも多い。きょうの東京の「発言」では、2010年3月期連結決算で2期ぶりに黒字に転換したトヨタ自動車について、37歳の男性会社員が投稿した解釈も興味深い。その男性によると「黒字転換の要因は、トヨタお得意の『コスト削減』の効果もあったと思うが、一番の要因は何といっても、ハイブリッド車『プリウス』の好調な販売のおかげではないだろうか」と指摘。続けて「プリウスは国のエコカー減税や補助金などのバックアップの下、順調に販売数を伸ばし、新車販売台数の首位を保っている。このことからも分かるようにトヨタの黒字への転換は、間接的とはいえ、公費が投じられたおかげで達成できたのだと言い換えられる」とズバリ斬る。最後には「もちろんそれぞれの社員の努力があったことは言うまでもない」としながらも「ただ、国からの支援があったことを、トヨタは決して忘れてはならないと思う」と結んでいる。当たらずといえども遠からず、である。きょうの朝日の「エコウォーズ」という特集企画「エコ助成大型に甘く」と読み合わせるとこの読者の発言もより理解が深まるかもしれない。
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