全体相場は5日続伸。米金融システム不安の後退、個人投資家の物色意欲の高まりを背景に、平均株価は連日の高値更新となった。もっとも、急ピッチな相場の上昇に警戒感もあり、一時9500円台をまで上げたが結局は19円高の9451円で引けた。円高が嫌気され、自動車株は軟調。
2010年3月期決算で業績悪化見通しのトヨタ自動車が、190円安の3790円と大幅続落。ホンダも50円安の2900円と続落し、日産自動車が11円安の515円と反落した。
ほぼ全面安の中、『ワゴンR』の販売が好調なスズキが50円高の2025円と反発。いすゞが1円高の191円と小幅続伸。