いすゞ、中国の連結子会社を持分法適用会社に…現地パートナーと共同運営体制へ

いすゞ本社
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いすゞ自動車は、中国の連結子会社「いすゞ(中国)発動機有限公司」を持分法適用会社に異動すると発表した。

いすゞ(中国)発動機有限公司は、中国重慶市でエンジン部品の製造と、車両およびエンジン部品の販売を行う拠点。いすゞ自動車の出資比率は50.61%で、現地パートナーは慶鈴汽車(集団)有限公司(慶鈴集団)と慶鈴汽車股份有限公司(慶鈴股份)となっている。

中国市場では自動車の電動化をはじめとするパワートレイン分野の構造転換が進展しており、事業環境が大きく変化している。いすゞ自動車は今後の市場動向を見据え、柔軟かつ効率的な事業運営体制を構築することが重要と判断。現地パートナー企業と共同で運営する体制へ移行することを協議した。

体制移行にあたり、いすゞ(中国)発動機有限公司の資本金の1.22%相当額を減資した上で、各社の出資比率をいすゞ自動車50.00%、慶鈴集団30.43%、慶鈴股份19.57%へと変更する。減資相当額はいすゞ自動車が特別配当として約5億2968万円を受領する見込み。

これにより、同社は連結子会社から持分法適用会社に異動する、としている。

《森脇稔》

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