全体相場は4日続伸。米国株安を受けて安く始まったが、下値では買い意欲が強くジリ高の展開。米金融機関の健全性を審査する資産査定(ストレステスト)の結果発表を受け、金融システム不安は峠を越したとの見方が強まり金融株中心に物色された。
平均株価は11月5日以来およそ6か月ぶりに9400円台を回復。ただ、自動車株は総じてさえない動きとなった。
トヨタ自動車が前日比60円安の3980円、ホンダが100円安の2950円と反落。マツダやスズキ、富士重工業、日野自動車が軟調。
こうした中、日産自動車が3円高の526円と続伸。ダイハツ工業が17円高の945円、いすゞが5円高の190円としっかり。