スバルとトヨタ、新型スポーツ車の工場新設を見送り

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スバルとトヨタ、新型スポーツ車の工場新設を見送り
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富士重工業(スバル)の森郁夫社長は、16日の記者会見でトヨタ自動車と共同で開発し、富士重工が生産するFR方式のスポーツカーについて、生産工場を当初の新設から既存工場のリニューアルで対応する方針を明らかにした。

業績の急速な悪化に伴うもので、トヨタと協議して新設の見送りを決めたという。活用する工場はまだ決まっていないものの、森社長は群馬県の本工場が有力とした。

ただ、このプロジェクト推進の「基本計画は変更しない」と強調した。開発では環境と動力性能についてさらに強化する方針を示した。このほか、ダイハツ工業からの軽自動車調達などについてもトヨタグループとの提携は変更せずに進める計画だ。

《池原照雄》

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