スズキやダイハツ工業、日産自動車、ホンダ技術研究所の4社が、公道走行試験の際に必要な届出などを行わなかった問題で、国土交通省は4社から報告を受け内容を吟味した結果、行政処分を課さないことにした。
ただし4社から提出された再発防止策については、今後、定期的な立ち入り検査の機会などを捉えて、適切に行われているか監視する。
4社では担当者や管理者が法令上の手続きを認識していなかったり、法令順守の重要性についての認識が希薄であったりしたことが原因とし、またそのチェック体制にも不備があったとして、教育・研修体制の徹底や管理体制の創設・強化を進める。