気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年10月15日付
●大企業申告所得 トヨタ5年連続首位(読売・2面)
●水素とガソリン併用型、ハイブリッド車2006年発売、マツダ(読売・10面)
●航空エンジンで合弁のホンダ・GE 小型機需要拡大見込む(朝日・12面)
●東京モーターショー出展の商用車、優しさ前面 環境・安全重視、福祉車両も公開(朝日・13面)
●ITS世界会議「安全な車社会」へ 新技術を競う場に(朝日・13面)
●看板を一新、自動車各社、相次ぐ社名変更(朝日・13面)
●高級セダン、各社出そろう、日産が「フーガ」発売(毎日・8面)
●自動車事業赤字に転落、GM 7−9月期(産経・6面)
●日産、インフィニティ導入断念も ゴーン社長(東京・8面)
●「レクサス」店長候補170人トヨタ、最高の接客学べ ホテルで研修(日経・11面)
●新車販売のフィリピン トヨタ2工場統合(日経・13面)
●ホンダ「インサイト」燃費効率再び世界最高の座(日経・13面)
ひとくちコメント
国税庁が2003年度決算の申告所得状況をまとめ、上位50社を発表した。きょうの各紙が取り上げているが、海外での自動車販売が好調なトヨタ自動車が7932億円で5年連続でトップとなった。
また、自動車メーカーでは、ホンダが前年度の3位から後退したもの3366億円で4位。日産自動車は2790億円で8位と、バブル期の1990年度以来13年ぶりにランク入りを果たした。
その他業種では第3世代携帯「FOMA」などで、データ通信収入を大幅に伸ばしたのに加え、海外投資損の処理を終えたNTTドコモが前年度比7倍以上の4377億円で前年度48位から2位に急浮上。グループのNTTドコモ関西、東海、九州、東北のほか、ボーダフォン、KDDIなど携帯電話各社が軒並み50位以内に入るなど、携帯電話各社の好調ぶりが目立っている。