【F1日本GP】決勝…シューマッハ、85分のワンマンショー

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午前中の予選結果を経て、10日午後に行われた日本GP決勝。ポールポジションからスタートしたミハエル・シューマッハが約85分間ほぼ完璧にレースを支配して優勝。今シーズン13勝目をマークした。

スタート直後は僅差で追い上げを見せていたラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)だったが、じりじりと引き離され後退するものの、2位を確保した。マニクール以来久々となる表彰台2位に登った。3位に入ったのはジェンソン・バトン(B・A・R・ホンダ)。

5位スタートだったバトンはスタートで3位に順位を上げると、2ストップ作戦を活かして、チームメイトの佐藤琢磨を抑えきり3位表彰台を獲得した。

一方、凱旋レースでの表彰台が期待された琢磨は、レース途中に首を保護するHANSシステムに不具合が発生。苦しい展開ながら最後まで粘りの走りを見せたが、表彰台に一歩及ばず4位。

それでもB・A・R・ホンダは3、4位フィニッシュでコンストラクターズチャンピオンシップに貴重なポイント11を加算。2位争いのライバル、ルノーに大きく差を付けた。

トヨタという新チームでの初レースとなったヤーノ・トゥルーリ。地元の大応援団の前で11位とまずまずの力走を見せた。また、鈴鹿がラストランとなったオリビエ・パニスも14位で完走している。

《編集部》

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