
無免許運転で起訴後18年間行方不明の男、また無免許で逮捕
1993年2月に無免許運転で摘発され、同年9月の初公判に出廷しないまま行方不明になっていた77歳の男について、前橋地検は8日、今月上旬に群馬県みどり市内で発見し、別の道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕したことを明らかにした。

漫然横断は重過失、自転車に乗っていた男を起訴
先月12日、大阪府大阪市浪速区内の国道25号を走行中のトラックが歩道に乗り上げ、2人が死亡した事故について、大阪地検は3日、自転車の漫然横断が事故の主因と判断し、自転車に乗っていた60歳の男を重過失致死容疑で起訴した。

飲酒運転で事故、検察が危険運転罪に変更の申し立て
今年2月に宮崎県延岡市内で発生した飲酒運転を主因とする交通死亡事故を起こしたとして道路交通法違反の罪で起訴した22歳の男について、宮崎地検延岡支部は3日、罪状を危険運転致死罪とする訴因変更手続きを裁判所に申し立てた。

飲酒運転起因の事故、危険運転罪で起訴
今月2日、広島県広島市安佐南区内の県道で飲酒運転を行い、自転車に乗っていた男子高校生をはねた死亡させたとして、自動車運転過失傷害で逮捕されていた44歳の男について、広島地検は23日、危険運転致死罪で起訴した。

バス横転事故、心神耗弱で刑事責任は問えず
今年2月下旬に広島県東広島市内の山陽自動車道下り線で発生し、11人が負傷した高速バスの横転事故について、広島地検は17日、バスのハンドルを奪って横転させた22歳の男性を不起訴とした。心神喪失状態で刑事責任は問えないと判断したという。

てんかん発作のクレーン車事故、危険運転罪の適用を断念
4月中旬、栃木県鹿沼市内の国道293号で自走式クレーン車を運転中、歩道に乗り上げる事故を起こして小学生6人を死亡させた26歳の男について、宇都宮地検は9日までに自動車運転過失致死罪で起訴した。危険運転罪の適用は見送っている。

立ち往生したトラックへの衝突、列車の運転士は起訴猶予に
2009年4月に山形県南陽市内にあるJR奥羽線の踏切で発生し、4人が死傷したクルマと列車の衝突事故について、山形地検は12日、業務上過失致死傷などの容疑で書類送検されていた列車の運転士について重大な過失を認めず、起訴猶予処分とした。

イブの惨事、双方の運転者が不起訴に
昨年12月、福岡県太宰府市で乗用車とワゴン車が衝突。双方の7人が死亡した事故について、福岡地検は18日、被疑者死亡のまま自動車運転過失致死容疑で書類送検されていた双方の運転者を不起訴とした。

交通事故を起こして謹慎中にまた事故、教諭を追起訴
昨年10月、乗用車を運転中に集団登校中の小学生に突っ込んで5人を負傷させた57歳の教諭の男について、宇都宮地検は3日、今年1月に栃木県宇都宮市内で追突事故を起こして1人を負傷させたとして、同日までに自動車運転過失傷害罪で在宅のまま追起訴した。

意識障害で追突、踏切事故を起こした男を起訴
昨年12月、三重県四日市市内にある近鉄名古屋線の踏切で、踏切待ちをしていた自転車ら後ろからきたワゴン車が突っ込み、押し出された自転車と列車が衝突。3人が死傷した事故について検察庁(津地検)は21日、クルマを運転していた46歳の男を起訴した。