無免許運転で起訴後18年間行方不明の男、また無免許で逮捕

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1993年2月に無免許運転で摘発され、同年9月の初公判に出廷しないまま行方不明になっていた77歳の男について、前橋地検は8日、今月上旬に群馬県みどり市内で発見し、別の道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕したことを明らかにした。

この男は1993年2月に群馬県新田町(現在の太田市)でクルマを運転中に速度超過違反で摘発。その際に無免許運転も発覚し、道交法違反容疑で検挙され、同年6月に在宅起訴。同年9月には初公判が開かれたが、出廷することなく姿を消していた。

起訴されているために時効は成立せず、地検も18年間に渡って男の行方を捜していたが、今月5日によく似た男がみどり市内でクルマを運転しているところを地検職員が発見。通報を受けた男に対して警察が職務質問をしたところ、本人であることか判明。無免許運転の事実も明らかになり、道交法違反の現行犯で逮捕された。

男は今回の事件で起訴され、18年前の事件も合わせて裁判所の判断を受けることになるという。

《石田真一》

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