今年4月、宮城県仙台市青葉区内のアーケード街でトラックが暴走し、歩行者7人が死傷した事件について、検察庁・仙台地検は2日、容疑者として逮捕されていた31歳の男を殺人と殺人未遂の罪で起訴した。
走行中の乗用車の前へ強引に自車を割り込ませて事故を誘発し、男女2人を死傷させた韓国籍を持つ54歳の男について、甲府地検は3日、この男を危険運転致死傷と道路交通法違反の罪で起訴した。
2000年11月に徳島県徳島市内で発生した交通死亡事故について、徳島検察審査会は7月28日、不起訴となっていた事故の加害者の処分について「不起訴不当」の議決を当日までに行った。様々な証拠を提出し、加害者側の過失を追及した遺族の執念が実った。
昨年4月、埼玉県川口市内の東京外環自動車道で他車に追突させて運転者を死亡させる事故を起こし、業務上過失致死容疑で送検されたものの不起訴となった37歳の男性について、さいたま検察審査会は23日までに不起訴不当の議決を行ったことがわかった。
調べによると、内田容疑者は、公団が発注する工事の情報を伝えたり、談合を黙認する見返りとして、公団OBの天下りの受け入れ先を確保してきた。東京高検、東京地検は今後、内田容疑者や神田容疑者に対する取調べで、談合の実態解明に本格的に乗り出す。
今回の橋梁談合事件が官製談合であることを裏付けるかっこうで、東京地検特捜部は道路公団の現役副総裁である内田道雄容疑者を、独占禁止法違反幇助と背任の疑いで逮捕した(25日)。
日本道路公団発注の橋梁工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は25日、同公団副総裁の内田道雄容疑者を独占禁止法違反の幇助(ほうじょ)と背任の疑いで逮捕した。道路公団と建設業界による癒着を改めて浮き彫りにする。
今年5月、宮城県多賀城市内の国道45号線で泥酔運転のRVが暴走。道路を横断していた高校生の列に突っ込む事故を起こし、27人を死傷したさせたとして危険運転致死罪で起訴した26歳の男について、仙台地検は15日、危険運転致死傷罪への訴因変更を実施した。
検察庁・仙台地検は12日、宮城県多賀城市内の国道でRVを泥酔状態で運転中、ウォークラリー参加中の高校生の列に突っ込み、27人を死傷させたとして、業務上過失致死傷などの罪で逮捕された26歳の男を危険運転致死罪に切り替えて起訴した。
泥酔状態で自転車を運転中に歩行者に追突する事故を起こし、そのまま逃走を図っていた38歳の男について、検察庁・横浜地検は8日、同日までにこの男を重過失傷害と道路交通法違反(酒酔い運転、ひき逃げ)の罪で起訴した。
鹿児島市内の国道225号線で、普通トラックが約1kmの区間を暴走し、クルマやバイクなど3台と衝突。運転者3人が重軽傷を負った事件について、検察庁・鹿児島地検は6日、業務上過失傷害容疑で逮捕されていた37歳の男について、鑑定留置の決定を行った。
今年5月、京都府京都市中京区内で乗用車が暴走。土産物店の店頭に突っ込み、店員など3人が死傷した事故について、検察庁・京都地検は6日、暴走したクルマを運転していた31歳の男を業務上過失致死傷罪で起訴した。
年間1万1000件以上の「交通取り締まり」が実施されているなか「なんでこれが?」という微妙なケースも多々あるのが実情です。多くの人は「違反は違反だから」と諦めているでしょうが問題はそれほど単純ではないのです。
千葉県警・交通機動隊に所属し、隊長職にあった59歳の警視が、オービス(速度違反自動取締機)の性能を試すという目的で、自己所有のバイクを使って故意に速度超過違反を行っていた事件について、検察庁は罰金7万円の略式命令を出した。
走行中の大型ダンプから重さ580kgのアスファルト塊が落下。これを避けようとした後続車が路外に逸脱し、34歳の男性が死亡した事故について、検察庁・宇都宮地検は2日、業務上過失致死容疑で逮捕されていたダンプトラックの運転手を処分保留で釈放した。