
事故原因は直接衝突側にあり…不起訴不当
2003年4月に大阪府大阪市平野区内で発生したバイクと乗用車2台が絡む多重衝突について、大阪第二検察審査会は14日、最初にバイクへ衝突した乗用車の運転者について、今月6日付けで不起訴不当の議決を行ったことを明らかにした。

漫然運転が事故を拡大、多重衝突関与の2運転手を起訴
検察庁・大津地検は3日、11月13日に滋賀県彦根市内の名神高速道路で発生し、10人が死傷した多重衝突事故について、最初に衝突事故を起こした52歳の男を業務上過失致死で。事故を拡大させた39歳の男を業務上過失致死傷でそれぞれ起訴した。

時効3日前に起訴…「信号は?」不起訴不当
徳島地検は22日、2000年11月に徳島県徳島市内で乗用車を運転中に死亡事故を起こしたとして、28歳の男を業務上過失致死罪で在宅起訴した。一旦は不起訴になったが、今年7月に徳島検察審査会が「不起訴不当」の議決を行ったため、再捜査していたという。

郵便配達用バイクからガソリン盗んだ職員
日本郵政公社は17日、郵便配達や保険業務に使用するバイクからガソリンを抜き取り、これを自己所有のクルマに移し変えていたとして、山口県内の郵便局に勤務する24歳の男性職員を窃盗容疑で検察庁・山口地検に書類送検した。

横浜の高校生9人死傷に危険運転致死傷罪を適用
検察庁・横浜地検は7日、10月中旬に神奈川県横浜市都筑区内の市道で下校中の高校生9人が死傷させる事故を起こした23歳の男を危険運転致死傷罪で起訴した。制御困難な速度超過での走行をその理由としている。

異例の訪問、検察トップがトヨタ自動車に
検察庁の松尾邦弘検事総長がトヨタ自動車の東京本社で、トヨタ自動車の奥田碩会長を訪れ、2009年度までに導入が予定されている民間人の裁判員制度の普及、啓発活動に理解を求めた。

故意に追突した少年、殺人と殺人未遂で起訴
今年8月、奈良県桜井市内で原付バイクへ故意にクルマを追突させ、転倒事故を誘発、3人を死傷させた19歳の少年について、検察庁・奈良地検は24日までに殺人と殺人未遂の罪で起訴した。

罰金未納者からの徴収を強化、刑務所行きも…横浜地検
検察庁・横浜地検は10月を「罰金未済処理事案」の強化月間に指定し、1日から罰金徴収を目的とした特別チームを編成。交通違反などで略式命令を受けながら、理由も無く罰金の納付を行わない違反者の摘発を行っていくことを明らかにした。

地震にも動じずパチンコ、女児放置死の母を起訴
検察庁・盛岡地検一関支部は7日、パチンコ店の駐車場に止めたクルマの車内に置き去りにした生後6カ月の女児を熱中症によって死亡させたとして、この女児の母親である27歳の女を重過失致死罪で同日までに起訴した。

行き過ぎた速度超過に危険運転罪を適用
検察庁・広島地検は5日、8月15日に広島県三次市内で発生した死亡事故について、「大幅な速度超過が原因だった」と断定。業務上過失致死傷容疑で送検されていた20歳の男の容疑を変更し、危険運転致死傷罪を適用して起訴した。