
事故原因は不明…で、容疑者を鑑定留置
鹿児島市内の国道225号線で、普通トラックが約1kmの区間を暴走し、クルマやバイクなど3台と衝突。運転者3人が重軽傷を負った事件について、検察庁・鹿児島地検は6日、業務上過失傷害容疑で逮捕されていた37歳の男について、鑑定留置の決定を行った。

「事故の予見性を認識」運転継続の男を起訴
今年5月、京都府京都市中京区内で乗用車が暴走。土産物店の店頭に突っ込み、店員など3人が死傷した事故について、検察庁・京都地検は6日、暴走したクルマを運転していた31歳の男を業務上過失致死傷罪で起訴した。

なんでこれが交通違反なの!?
年間1万1000件以上の「交通取り締まり」が実施されているなか「なんでこれが?」という微妙なケースも多々あるのが実情です。多くの人は「違反は違反だから」と諦めているでしょうが問題はそれほど単純ではないのです。

警察官のオービス実地実験、違反として処理
千葉県警・交通機動隊に所属し、隊長職にあった59歳の警視が、オービス(速度違反自動取締機)の性能を試すという目的で、自己所有のバイクを使って故意に速度超過違反を行っていた事件について、検察庁は罰金7万円の略式命令を出した。

アスファルト塊を落とした運転手を釈放
走行中の大型ダンプから重さ580kgのアスファルト塊が落下。これを避けようとした後続車が路外に逸脱し、34歳の男性が死亡した事故について、検察庁・宇都宮地検は2日、業務上過失致死容疑で逮捕されていたダンプトラックの運転手を処分保留で釈放した。

伝票を見ていて対向車線に逸脱、トラック運転手を起訴
今月1日に和歌山県印南町内の阪和自動車道(対面通行区間)で、トラックを運転中に対向の乗用車と正面衝突する事故を起こし、6人を死傷させた33歳の男について、検察庁・和歌山地検は22日、業務上過失致死傷罪で起訴した。

違反処理をしなかった元警官、起訴猶予処分に
検察庁・千葉地検は6日、違反処理の遅れを隠蔽するため、処理の済んでいない交通違反キップを故意に破っていたとして、公用文書毀棄容疑で書類送検された千葉県警・第3機動隊に所属していた26歳の元警察官を起訴猶予処分とした。

トラック暴走事故、容疑者を送検
宮城県警は4日、2日に仙台市青葉区で発生したトラック暴走事件の容疑者として逮捕した38歳の男を業務上過失致死傷と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で検察庁・仙台地検に送検した。今後も殺人容疑の適用を視野に入れて調べを進めていく方針だ。

ひき逃げ容疑の15歳少女、誤認逮捕だった
今年1月、静岡県浜松市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、警察が容疑者として3月9日に逮捕した15歳の少女を検察庁・静岡地検浜松支部が「事件関与を匂わせる証言が虚偽であり、嫌疑なし」として3月17日に釈放していたことがわかった。

直線路での事故で初の危険運転罪
2004年6月、北海道津別町の町道で21歳の男がハンドル操作を誤り、高速度で走行していたクルマを路外に転落させて同乗者4人を死傷させた事故について、検察庁・釧路地検北見支部は3月29日、この男を危険運転致死傷罪で在宅起訴した。