
8人死傷のひき逃げ男を危険運転致死傷罪で起訴
検察庁・千葉地検は2月25日、2月上旬に千葉県松尾町内で8人を死傷させるひき逃げ事故を起こした31歳の男を危険運転致死傷や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許)の罪で起訴した。

10人死傷の事故、1年以上経って起訴
2003年10月、静岡県掛川市内の東名高速道路下り線で、中央分離帯に衝突して立ち往生した普通トラックに、後続のワゴン車が追突。10人が死傷した事故について、検察庁・静岡地検浜松支部は22日、トラックの運転手を業務上過失致死傷罪で在宅起訴した。

捜査資料の免許証を悪用? 検察事務官を逮捕
検察庁・高知地検は28日、検察事務官として勤務する31歳の男が、同地検須崎支部で保管していた第三者の運転免許証のコピーを悪用して借用書を偽造。これを使って借金を行っていた疑いがあるとして、有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕した。

責任は青信号を遵守したクルマにもあり
検察庁・大阪地検は7日、2003年2月に大阪府門真市内で発生した信号無視を原因とする死亡交通事故について、青信号で走行していたクルマの前方不注意が事故原因のひとつだったとして、これまでの不起訴判断を撤回。運転していた33歳の男を在宅起訴した。

3度目の正直? 罰金の納付を拒んだ男を逮捕
検察庁は14日、重傷人身事故を起こしたとして裁判所から罰金15万円の略式命令を受けながら、これを無視して罰金を支払おうとしなかった53歳の男を業務上過失傷害容疑で逮捕した。

悪質な罰金未納者を労役場に収監…宇都宮地検
検察庁・宇都宮地検は17日、交通違反の摘発を受け、罰金刑が確定しながらも支払いを拒否している悪質な未納者4人を今月16日までに収監したことを明らかにした。一斉収監が行われるのは今年5月に続き、これが2回目となる。

法定刑の上限を勘違い…検察官も裁判官も気づかず
検察庁・水戸地検は12日、道路交通法違反(酒気帯び運転)事件を担当した検察官が2000年9月、当時定められていた法定刑の上限を誤認し、それをオーバーした懲役刑を求刑。裁判官もこれを見落として誤った判決が言い渡されていたことを明らかにした。

裁判所内で罰金を騙し取られた5人、起訴猶予処分に
検察庁・水戸地検は5日、今年9月下旬に水戸簡裁内で詐欺に遭い、罰金相当額の現金を騙し取られた5人の交通違反者に対し、「罰金相当額の財産的被害を受けた」として、起訴猶予処分にしていたことを明らかにした。

三菱ふそうトラックで死亡した運転手の名誉回復
山口区検は2日、三菱ふそう製の大型トラックを運転中、構造欠陥が絡む事故に巻き込まれて死亡した39歳(当時)の男性について、これまでの「被疑者死亡による不起訴」から、「嫌疑なしでの不起訴」にするなど、処分内容を改めたことを明らかにした。

行為が悪質、ひき逃げ犯を殺人未遂罪で追起訴
福岡地検小倉支部は1日、今年7月に福岡県北九州市八幡西区内で重傷ひき逃げ事故を起こして逮捕・起訴されていた30歳の男を殺人未遂罪で同日までに追起訴したことを明らかにした。行為が悪質と判断されたためだという。