
主導的な役割だが…。殺害されたタクシー運転手は不起訴
京都地検は1日、先月1日に京都市内で発生した強盗放火事件に関与したとして、52歳の男を強盗殺人未遂と放火の罪で起訴した。共犯とされながら、事件翌日に殺害されているのが見つかった62歳のタクシー運転手は不起訴処分となっている。

事故原因はハブではなく、運転ミス…実験で明らかに
宇都宮地検は21日、今年5月に栃木県粟野町で発生した三菱ふそう製の大型ダンプの事故について、事故発生の原因はリコール対象となっていたハブの破損を発端とするブレーキ故障ではなく、ハンドル操作ミスが原因だったと最終的に判断した。

過労を自覚しながら運転…死傷事故で男を起訴
兵庫県内の山陽自動車道高山トンネルで、パンクしたタイヤの交換作業を行おうとしていた乗用車に後続の大型トラックが激突し、5人が死亡した事故について、神戸地検は27日、トラックを運転していた男を起訴した。

執行猶予期間中にまた執行猶予…裁判所がミス
窃盗事件を起こし、執行猶予付きの有罪判決を受けていた男に対し、長野地裁佐久支部がこれを見落とし、交通事故の公判で再び執行猶予付きの判決を言い渡すというミスが生じていたことがわかった。

暴走族の活動を認めると暴力団の収入に…面倒見を起訴
広島地検は、自分が所属する暴力団から指示を受け、暴走族グループから「会費」と称した上納金を巻き上げていたとして、この暴走族の「面倒見」とされる男を恐喝罪で13日までに起訴していた。

三菱ふそう車の絡む事故…地検が運転手の処分見直し
山口地検は15日、2002年10月に山口県熊毛町(現在の周南市)で発生した三菱ふそうの大型車の構造欠陥が絡む事故について、被疑者死亡で不起訴となった運転手の処分内容を変更するための検討を開始した。

車上荒らしに公判資料を盗まれる
福岡地検は14日、同地検で公判を担当する検事が車上荒らしの被害に遭い、公判資料を盗難されていたことを明らかにした。警察には届け出を済ませており、警察が窃盗事件として捜査を行っているという。

認識はあった…ひき逃げ不起訴に不当議決
京都検察審査会は5日、2001年10月に京都府京田辺市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、道路交通法違反(ひき逃げ)を不起訴とした京都地検の判断に対して「不起訴不当」の議決を行った。

事故被害者放置の警察官と虚偽書類作成疑惑の監察医、再び不起訴
交通事故を起こして車内で気を失っていたにも関わらず、現場に駆けつけた警察官は「酔っているもの」と判断して現場に放置し、結果として死亡した男性の遺族が警察官3人と監察医を刑事告訴していた問題で、横浜地検は18日、全員を不起訴とした。

罰金払わない…労役場に収監3カ月
宇都宮地検は3日、交通違反で罰金刑が確定しているにも関わらず、罰金の支払いを行わずにいた未納者9人に対する一斉収監手続きを5月27日までに実施していたことを明らかにした。