スズキは11月16日、新興市場として自動車需要の拡大が見込まれるベトナムで四輪車の生産能力を増強するため、南部のドンナイ省に四輪車生産工場を新設することを決定したと発表した。
スズキは、軽乗用車『ワゴンR』、『ワゴンRスティングレー』に、アイドリングストップシステムを搭載したモデルを追加。15日より発売を開始した。
インド自動車工業会は9日、インド国内の10月新車販売の結果をまとめた。商用車を含めた総販売台数(輸出を除く)は、24万4942台。前年同月比は13%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
東京モーターショー2011でスズキが世界初出展する2人乗り小型電気自動車『Q-Concept(キューコンセプト)』。従来の4輪車と2輪車の、ちょうど中間に位置する生活圏移動用自動車だ。
スズキがモーターショー2011で世界初出展するコンセプトカー『REGINA(レジーナ)』は、32km/リットルの低燃費とCO2排出量70g/km以下を実現したFF CVTのガソリンエンジン車。見た目はEVのようなデザインだが、800ccターボチャージャー付き直噴ガソリンエンジン車だ。
スズキは12月3〜11日に開催される東京モーターショー2011(会場:東京ビックサイト)に、同社初となる電動スクーター『e-Let's』を参考出品する。排出ガスゼロの高い環境性と日常使える実用性を兼ね備えた電動二輪車の登場だ。
スズキは11月8日、東京モーターショー2011で出展予定の二輪車を発表した。世界初出展となるのは、電動スクーター『e-Let's』。一度の充電で30kmを走行可能な小型軽量の電動バイクだ。
スズキは第42回東京モーターショー2011の出品概要を発表した。ブースのテーマは「小さなクルマ、大きな未来。」とし、スズキらしい手軽に乗れる低燃費の小型車を中心に、4種類の四輪車と5種類の二輪車、1種類のセニアカーを出展する。
インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは7日、10月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は5万5595台。前年同月比は9月の20.8%減をさらに割り込む53.2%減と、5か月連続で前年実績を下回った。
スズキの田村実副社長は7日、トヨタ自動車が軽自動車販売に参入したことについて「特に軽自動車率が高い地方のディーラーから軽を扱いたいというような要求があって、そういう気持ちになったのではないかと思う」との考えを示した。
スズキの田村実副社長は7日、ダイハツ工業の新型軽乗用車『ミライース』の販売が好調な滑り出しをみせていることについて、「技術陣ががんばってそれなりのものは出してくると期待している」と述べ、対抗モデルの投入の準備があることを明らかにした。
スズキの鈴木修会長兼社長は7日の決算発表の席上、タイの洪水の影響について、半導体メーカーなどの被害により「今後、国内の4輪車生産に影響が出る可能性がある」と指摘した。
スズキの鈴木修会長兼社長は7日の決算発表会見で、提携解消を申し入れているVW(フォルクスワーゲン)との交渉について「(スズキが伝達した契約違反に対して)回答は何もないし、話し合いは全然進んでいない」と述べ、協議が長期化する見通しを示した。
スズキは7日、2012年3月期の第2四半期累計決算を発表した。東日本大震災の影響やインドの4輪車販売減などにより、売上高は前年同期比7%の減収、営業利益は同6%減の647億円となった。
スズキが発表した2011年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期比9.8%減の675億円と減益となった。