スズキは7月20日、『アルト』などの燃料タンクに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのはスズキ『アルト』『アルトラパン』、マツダ『キャロル』の3車種で、2016年10月5日~10月18日に製造された2273台。また、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない1台も対象となる。
燃料タンクにおいて、樹脂成形時の冷却が不十分だったため、燃料ポンプ取り付けねじ部に成形不良が生じ、燃料ポンプを取り付けた状態でのシール性能が低下するものがある。そのため、満タン給油時に当該部から燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料タンクを良品と交換する。
不具合は12件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。