
アメリカ自動車販売、今年の勝ち組と負け組
まもなく9月が終わり、今年の第3四半期の営業成績なども明らかになるのだが、アメリカではすでに「勝ち組」と「負け組」がはっきりと分かれつつある。「勝ち組」にビッグ3が入っていない。インセンティブやリベートに明け暮れたにもかかわらず、結果としてはマイナスに陥っている。

アウディとマセラティ提携……VWがフェラーリに急接近!
フォルクスワーゲン(VW)とフェラーリは、それぞれの子会社であるアウディとマセラティとの間で、技術・流通・金融の各部門で提携を結んだ、と発表した。共同で新型車を開発することも視野に入れている。このことでVWがフェラーリを傘下に収めるのではないか、との観測はいよいよ強まっている。

米自動車業界「8月の変」
アメリカ自動車業界に衝撃が走った。8月の月間販売台数が集計された結果、トヨタがついにクライスラーを抜き去り、「ビッグ3」の一角に食い込んだのだ。これまでも週間の集計などでトヨタが瞬間的にアメリカンメーカーの上に立ったことはあった。しかし月間ベースではこれが初めてで、米自動車業界はショックを隠しきれない。

GM販売台数微減でも強気の見通し……8月の実績
GM(ゼネラルモーターズ)は、8月の米国の販売実績を発表した。乗用車・商用車を合計した総販売台数は前年同月比0.5%減の47万2427台だった。ピックアップトラックは好調だったが、乗用車が落ち込んだ。

【GMテックツアー】水素技術とハイブリッド技術を公開
GMは、先端技術自動車の展示試乗会「GMテックツアー」をアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスにて開催した。州当局の職員、教育関係者、環境問題の専門家などが参加し、環境に優しく、燃費を向上させる先進自動車をどう促進するか意見が交わされている。

「日本はビッグ3に勝てない」GMラッツ氏、ピックアップについて発言
市場においてアメリカ車の最後の砦となっているピックアップトラック市場だが、このところ日本メーカー製ピックアップの健闘が目立つ。SUVやミニバンのように、ピックアップでも次第に日本製品の優位性が市場を席巻する、との予測もある。

スバルのサーブ販売店、3店舗目スタート
日本ゼネラルモーターズ(日本GM)は、23日から神奈川スバル港南店で「サーブ港南」の営業を開始すると発表した。サーブ港南は、サーブ町田、サーブ帝塚山に続いて、スバル店のサーブ販売店としては3店目。

アメリカ東部大停電の自動車メーカーへの影響
アメリカ北東部とカナダを襲った前代未聞の大停電により、操業を一時停止した自動車メーカーも多い。多くは18日月曜日から通常の業務に戻ったが、カナダ側ではまだ完全復旧に至っていない工場もある。

GM、2003年第3四半期の地域別生産計画を発表
日本ゼネラルモーターズは4日、米ゼネラルモーターズ(GM)の2003年第3四半期の地域別生産見込みを発表した。北米での生産は、乗用車の生産が前年同期にくらべて減少する。欧州も減少するが、アジア太平洋、南米・アフリカ・中近東の両地域は増加する。

GM上席副社長「7月の販売実績は満足」---7月の米国販売
日本ゼネラルモーターズは4日、米ゼネラルモーターズ(GM)の7月の米国内販売実績を発表した。乗用車・商用車の合計販売台数は、前の年の同じ月にくらべ5.5%減の45万8022台。