フォルクスワーゲン(VW)とフェラーリは、それぞれの子会社であるアウディとマセラティとの間で、技術・流通・金融の各部門で提携を結んだ、と発表した。フォルクスワーゲンは、かねてよりフェラーリを買収するのではないかとささやかれてきたこともあり、今回の提携は、両社が急接近しつつあることの表れとの、憶測を呼んでいる。今回、アウディとマセラティとの間で結ばれた提携は、技術・流通・金融の各分野にわたる包括的なもの。技術面では、両社の技術交流を進め、共同で新型車を開発することも視野に入れている。また流通面では、ディーラー網を統合して販売の効率化を図る。金融面でも、自動車ローンなどの金融サービスを共同で展開する予定。マセラティの筆頭株主は経営再建中のフィアットで、同じくフィアットが筆頭株主となっているフェラーリが経営している。今回の提携はフィアットの属するGMグループと明らかに利害が衝突する。VWがいくら否定しようとも、VWがフェラーリを傘下に収めるのではないか、との観測はいよいよ強まっている。
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