ケンウッドは1日、主力とするモバイル事業においてHDDカーナビなどの秋冬モデルを発表、10月中旬より順次発売する。マルチネットワークHDDナビゲーションパック『HDZ-2570iTS』はセコムの「ココセコム」に対応し、盗難監視システムをカーナビで実現した。
九州松下電器は、ポータブルDVDナビ『デルNAVI』を11月1日より2機種発売する。「KX-GT200V」は13万5000円、「KX-GT300V」は16万8000円となる。上位機種であるKX-GT300Vは、ポータブルナビとして初めて自律航法ユニットを内蔵する。
ナムコは25日、10月下旬から発売の始まる三菱電機製のDVDカーナビゲーションに、『パックマン』や『鉄拳コマンドバトル』など、3ゲームが収録されたCD-ROMを購入者特典としてプレゼントすることを明らかにした。
10月20日前後にトヨタから発表されるWiLL第3世代モデル(昨年開催された東京モーターショーではWiLL『VC』)に搭載されるG-BOOKのサービス料金のより詳細な情報をキャッチした。それによると、登録事務手数料は2000円で、利用料金は通信料込みで年払いが6600円、半年払いでは3600円。
『MINI』(ミニ)がPDAによる車載情報システムを採用することになった。システムはコンパック「iPaqポケットPC」。メータークラスター上部にスロットが用意され、車外でもPC経由でPDAに情報をダウン/アップロードできる。
パイオニアは、カロッツェリアDVDナビのバージョンアップソフトを新発売する。DVD「サイバーナビ」シリーズ用「DVDナビゲーションマップType2 Vol. 4」を10月下旬に、DVD「楽ナビ」シリーズ用「DVD楽ナビマップVol. 3」を10月中旬から販売する。
パイオニアの『Air Navi』は、年間生産台数10万台と発表されている。パイオニアによればカーナビ市場規模は2002年、市販(後付け)、純正合わせて前年比115%の245万台だ。同じパイオニア/カロッツェリアの『楽ナビ』が昨年の実績で20万台/年だというが……。
パイオニアの『Air Navi』には、通信を使って、Air Naviを搭載する複数の自動車間で相互の位置情報を確認できる「ポイントパーティー」という機能がある。最多10台までがひとつの「パーティー」として、互いの位置情報を共有化、カーナビディスプレイに表示される。
後付け型の市販ナビとしては初めて本格的な通信機能を持ち込んだことで、カロッツェリア『Air Navi』ではどうしてもその部分のみがクローズアップされてしまいがちなのだが、実は業界として画期的だった部分は別のところにある。