インターナビ・プレミアムクラブでは加入者に個人ごとの専用ホームページが用意されており、地上のPCを操作して入手した情報を車載カーナビに送ることができる。「こんなこともできます」とインターナビ推進室の東芳広・主任が説明してくれたのが、カーナビの操作画面の編集機能。
インターナビでは、従来よりパソコンや携帯電話にカスタマイズされたユーザーごとの個人用ホームページを用意している。愛車の写真、ドライブのための各種情報、メンテナンス情報などにより、カーライフをサポートする。プレミアムクラブとして強化されたのはオドメーターと連動した機能だ。
ラディカティ社発行の調査報告書『音声利用サービスの市場トレンド2002 - 2006』は、カーナビなどの音声認識入出力機能など、音声対応サービスの市場規模が、2002年末に2億0200万ドルに達し、2006年には6億5900万ドルまで拡大すると推定している。
富士通テンは、カーAV&ナビゲーションシステム「ECLIPSE(イクリプス)」のラインナップ強化のため、DVDビデオも音楽も楽しめるカーナビゲーションシステム『AVN4402D』およびサブウーファ『E502TSW』を10月1日より発売する。
『インターナビ・プレミアムクラブ』には、会員ごと(実際にはクルマごと)にIDが付与され、インターネット上に設けられた自分の専用の「パーソナル・ホームページ」にアクセスすることができる。
『G-BOOK』端末は、OSに『WindowsCE Automotive』(以下CEオートモーティブ)を採用している。システムをWindowsベースとしたことで、従来型(I-TRONベース)のカーナビ以上の拡張性を持ち、コンテンツ作成などにも真価を発することになるだろう。
8月29日にマイナーチェンジしたトヨタ『プラッツ』のメーカーオプションのナビは、メーターセルの真下にモニターが位置し、ベストなポジション。
ホンダは2004年までに『インターナビ・プレミアムクラブ』対応機をほぼ全車種に設定。約30%のライン装着率を目指すとしている。だが、この中に軽自動車は含まれていない。メーカーオプションでインターナビ対応機は設定されないことになっている。
『G-BOOK』はパケット(データ)通信を利用して様々なコンテンツをダウンロードし、カーライフに活用することができる。通信を組み合わせることで多機能化を果たしたが、その反面、これまでのカーナビよりは操作が複雑となった。